3WAYパンフスタンド
3WAYパンフスタンドは、その名のとおり3通りの使用方法に対応できる多機能型の紙製什器です。設置場所の条件に柔軟に対応できるよう設計されており、限られたスペースでも最大限に活用できます。1つ目の使い方としては、置き型としてレジ横や棚の上などにそのまま置いて使用する方法があります。
視認性が高く、お客様の目に自然と入りやすい場所への設置が可能です。次に、吊り下げ型として、販売什器に備え付けられているフックに引っかけて使うことができます。これにより、水平な設置面がない場所でも展開が可能となります。
さらに、厚み14mmの吊り下げバーにも対応しており、このバーに差し込んで設置できるよう設計されているため、柔軟に対応できます。これらの3WAY仕様により、売場ごとの制約にとらわれることなく、さまざまな場面で活用できるのが本製品の大きな特長です。
- 業界 小売業
- 用途 パンフスタンド
- 仕上げ オフセット印刷+抜き加工+ワンタッチ貼り
- 材質 サンカード
- 形状 パンフスタンド
- 参考納期 2週間
当初からパンフスタンドの導入は検討されていましたが、販売店ごとにスペースや什器の形状に違いがあるため、画一的な設置が難しいという課題がありました。
ある店舗では置き型が適していても、別の店舗では吊り下げでなければ対応できないなど、現場の事情により設置形式にばらつきが生じていたのです。
さらに、従来のSPツールにはプラスチックや金属などの素材が用いられることが多く、キャンペーン終了後の処分がしにくい点も問題視されていました。
在庫として残ってしまうこともあり、保管コストや環境面の負担も無視できない状況でした。
ご相談いただいた内容を踏まえ、私たちからは、さまざまな売場環境に対応できるような3WAYタイプのパンフスタンドをご提案させていただきました。
これまでのように、置き型か吊り下げ型のどちらかに限定されるのではなく、それぞれの店舗で無理なく設置できるよう、使い方の選択肢を増やすことを重視しました。
中でも、14mmの吊り下げバーに対応できるようにするにはどうすればよいかを検討し、既存の部材の中からちょうど良いものを見つけることができたため、それを活用して設計を進めることにしました。
そうした工夫の結果、ひとつのスタンドで「置く・吊るす・バーに取り付ける」という3通りの使い方が可能になりました。
さらに、素材についてもご相談を受けた際に感じたお悩みに寄り添い、紙製のスタンドをご提案しています。紙であれば、使用後の処分がしやすく、保管の手間もかからず、次回のキャンペーンにはまた新しいデザインで展開することができますよね。
在庫を抱える必要もなく、いつもフレッシュな状態で販促を展開できるのは、お店側にとっても大きなメリットになると考えました。
こうした設計の工夫と素材の見直しによって、店舗ごとのさまざまな状況にも柔軟に対応でき、かつ現場での設置も簡単で負担にならないスタンドが完成しました。
環境への配慮や使いやすさといった面でも、安心してご活用いただける仕様になっています。
多くの店舗での採用につながることで、より多くのお客様の目に留まる展開が実現できるのではないかと考えています。